運動不足解消のためにジョギングを始めようと思ってます。
始める前に何か具体的なコツがあれば教えてもらえませんか?
3日ボウズで終わりたくないと思っています。
最も手軽に始められて効果抜群の有酸素運動である『ジョギング』。
誰でもその気になりさえすれば最低限の準備で始めることが出来ます。
健康づくりやダイエットにも役立つため是非とも続けたいところですが、継続するためにはいくつかのコツがあります。
具体的には以下の4つを理解しておけばジョギングを楽しく続けることが出来るでしょう。
- ジョギングは何故多くの人から支持されるのか?
- ジョギングの失敗しない始め方
- 長続きする人の特徴
- 具合的な走り方、フォーム
これらの事を詳しく説明していきます。
読んでから始めれば長続き出来ますよ!
ジョギングは何故多くの人から指示されるのか?
運動強度を自由に変えられる!
もうね、これに尽きます。
体脂肪燃焼がなんたらとか有酸素運動としてどうたらとか言い出せばいっぱいありますが、つまるところ対象の幅広さで言えばジョギング程お手軽で効果的な運動は無いのです。
他に手軽に始められる運動っていろいろありますが、なんといっても人間の基本動作ですからこれに勝るものはありません!
スタイルを気にするダイエット女子でも週末に運動に励むサラリーマンも『とりあえず走っとけ』となる訳です。
ちなみに僕は常々いっているのですが、運動の種類によって効果を求めすぎるのはよくないと思っています。
どういう事かと言えば、『腕立てふせ』という筋トレがありますよね。
これは低体力者であってもアスリートであっても基本となるフォームは変わりません。
どれだけ大きく行うか、回数をどれだけ行うか等、運動強度を変えるだけなのです。
特別な事は必要ありませんから出来るだけ長く楽しく出来るよう工夫してみてください。
ジョギングの失敗しない始め方
実際に始めてからでも良いのですが以下のことは頭に置いておいた方が良いです。
気を付けるところと気にしない方が良い事があります。
- シューズに欠けるお金はケチらないようにしましょう
- ウェアは何でもよいが厚着はなしで!
- 近場の環境で始めましょう
シューズはケチらないようにしましょう

別に高価なモノじゃないといけない訳ではないのですが、基本足をしっかりホールドできるもの、特にカカト部分が安定する物であれば問題ありません。
価格で言えば2千円以上のものでないと最低限機能を満たしているものは少ない傾向にあります(僕の主観ですから参考程度に)。
ジョギング用とかランニング用と書かれているものがお勧めです。
あと、あえて底の部分に丸みを持たせることにより不安定にさせ運動量をアップさせるようなクツがありますが止めましょう…。危険です。ジョギングがつまらなくなります。商品コンセプトは分かるのですが説明が足りていないため誤解を生んでいます。
つま先に注意!
一般的に日本人の足は欧米人と比べて扁平気味で幅広と言われます。
長さは足りても幅と厚みが足りないことが多いようです。
サイズ以外に『3E』とか『4E』とかの表示があるものなら解消できますので、あまりしっくりこないことが多い人は是非試してみてください。
ちなみに僕は身体はスリムなのですが足は3Eが一番しっくりきます。
ナイキ、アディダス、プーマなど海外有名メーカーの製品は欧米人の足に合わせた型をそのまま持ってきている事が多いので要注意です。必ず購入前に試し履きをしましょう。
ニューバランスは3Eの表示がなくても合う事が多いですねー。

ウェアは何でもよいが厚着はなしで!
基本運動ですからやってる内に暑くなります。
汗をかきたいと思うあまりめちゃくちゃ厚着をする人がいますがよしましょう。不快に感じるはずです。まずはジョギング自体が行いやすい服装にします。
そりゃ真冬にTシャツ一枚はよくありませんが寒すぎない程度に薄着の方が良いです。
基本はレイヤーと言って薄いものを2~3枚重ね着します。暑くなってきたら脱いでいくのですが、始めるハードルが高くなるのであまり難しく考えない方が良いと思います。

汗はかいた方がいいの?
運動しても汗をかきません。
体重も減らないしどうしたらいいですか?
別にこだわらなくて構いません。やっているうちに体質が変わることもあります。
汗の量は運動量の目安になるのは確かですが、個人差が大きいです。かいてないから運動量が少ないとは言いきれません。
また、汗をかくことにより減る体重はほぼすべてが水分です。
身体の水分は一定ですから数時間後には元に戻ります。汗をかこうがかくまいが同じ運動であれば使っているカロリーは同じです。燃焼する体脂肪に差はないのです。
無駄に汗をかくことにより必要なミネラルを失い体力を消耗します。最悪脱水を起こしますから快適な服装を心がけましょう。
ただし、汗は体温を調節するための大切な機能です。激しい運動をしているにも関わらず全く汗をかかない場合は要注意です。
近場で始めましょう
何気に大切な事です。
有名なジョギングコースやオシャレな場を求めて数十分かけて移動する必要はありません。毎回のハードルが高くなります。
家の周りが危険であれば仕方ないですが出来るだけ思い立ったらすぐに走れる環境をメインに置きましょう。
とはいえ、たまに違うコースを求めて遠征も気分転換には良いですけどね。
ジョギングに向かない人とは・・・
- 体力がない人
- 過体重(体重が重い)の人
- 膝、足首が痛い人
- 左右の筋肉バランスに大きく差がある人
- 左右の骨格に大きく歪みがある人
ジョギングが万能と言ってもあくまでその他の運動に比べて汎用性があるという事です。
向かない人も当然います。細かく説明するとかなり長くなるので割愛しますが、つまり低体力であったり痛めていたりする人です。
ウォーキングでも良いのですが、通う事が出来るのであれば水中歩行をお勧めします。最強です。⇓

長続きする人の特徴
僕の経験上、下に挙げたような人たちは間違いなく長続きします。
僕自身もそうです。
いろいろ運動はやりますが、暇があればジョギングしてますので。
- ジョギングが目的になる人
- ウェア、シューズにこだわる人
- マラソン大会に参加する
ジョギング自体を目的にする
ダイエットのためであったり健康づくりであったり目的がはっきりしていて、その手段としてジョギングを始める事が多いと思います。
最初はそれで良いと思います。
ただある程度目的を達成したり思うように成果が出なかったときに終了となる可能性が高いです。
運動の成果は個人差が大きいし続けることによって体質を改善することが大切です。
幸いジョギングは中毒性のある運動ですから継続すればするほど好きになりやすいです。
ダイエットのためにジョギング ⇒ ジョギングを楽しむためにダイエットも意識する
みたいになれば強いですよ!
ウェア・シューズにこだわる
ファッションも楽しむわけです。
機能性が大切ですがオシャレで安いウェアやシューズはちょっと前に比べて簡単に手に入ります。ユニクロでもアマゾンでもびっくりするほど機能性の高いものがありますよ!
ジョギングがより楽しくなりますね。
マラソン大会に参加する
先に目的は持たなくていいと言いましたが別に矛盾しません。
これは目的と手段が同じです。
好きが高じて新たな目標が出来るのは良い事です。
ただ勝利を目指すとなるとちょっとしんどくなりますが…。
あくまでこの連載では健康づくりをモットーとしていますので競技思考の方には向いていません。
まあそれがモチベーションアップに繋がるのなら良いと思います。人それぞれですね。
具体的な走り方、フォーム
正直最初はこだわらなくても良いのですが、長く続けるうちに少しづつ身体にダメージがたまります。やりながらで良いので以下の点に気を付けてみてください。
- 滑るように走る
- 軸がブレないように走る
- 水分は走る前にとりましょう
滑るように走る
ピョンピョン跳ねるように走ると関節や筋肉に負担がかかり長い時間継続することが出来ません。頭の上下を極力減らし滑らかに移動するように意識します。
また、ドタドタ足音が大きいようであれば滑らかに走れていません。優しく着地しましょう。
軸がブレないように走る
背骨を中心に軸を作ります。身体全体が左右に揺れるような走り方はNGです。
水分は走る前にとりましょう
走り慣れてなければ案外忘れます。
寒い時期でも必ず走る前に軽く水分をとっておいてください。
まとめます
- ジョギングは人を選ばない!まずはやってみて
- シューズやウェアは機能性を重視!ファッションを楽しむのもオススメ
- ジョギング自体が目的になれば強い!続く人は大体これ
- フォームは走りながら徐々に矯正していきましょう!
おそらく世界で一番人気がある運動『ジョギング』でした~。