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ショートコラム

眠りのコツ【運動をすれば自律神経が整う】

睡眠と自律神経と運動

睡眠に関するコツを少しばかり説明します。

人の身体は中心から指先まで神経に支配されていますが、その中でも心臓や胃腸等の内臓の働きや睡眠は自律神経というものに支配されています。

例えば目の前の物をつかもうと思えば運動神経が働き自在に手指を動かすことが出来ますが、自律神経の場合、完全にコントロールすることは出来ません。
例えば自律神経が支配している心臓を止めようと思っても出来ません。

しかし深呼吸を行い気持ちも穏やかにすれば興奮を抑え心拍数を少なくするくらいのコントロールは可能です。

自律神経とはそのような特徴があり、睡眠はいかに自律神経を自在に操れるかにより決まります。
簡単に言えば極度のリラックス状態にすれば眠りに入ることが出来、起きたければ少しの興奮をくわえればよいのです。活動状態とリラックス状態の切替をコントロールする事が大切な訳です。

リラックスしたいのに心配事があると眠れないのはその切替がうまく出来ない状態にあり、病的なものは自律神経失調症と言われます。

ではどうすれば活動的な状態とリラックスを切替えることが出来るのか?スイッチのオン・オフのように。

不安や焦り、緊張、恐怖は誰でも持っているものであり適度なストレスはかえって必要となります。問題はそれをコントロールできないことにあります。

その解決方法はいくつかありますが、最も簡単に取り組めるものの一つとして『運動』があります。

はぁ~と思った人もいるかもしれませんが、ちゃんと科学的に説明がつきます。

運動をすると、不安と緊張に満たされていた自律神経でも対象が目の前の運動の処理に変わります。
強い不安状態にあり何もする気になれないときでも、それを打ち消すようなハードな運動をしてみたり、緊張を溶かしてリラックスをもたらしてくれるストレッチやヨガをするべきなのです。活動とその後に来るリラックスを意図的に作るのです。

『アクティブレスト』という言葉があるのですが、これは積極的に身体を動かす事により自律神経の働きを改善させることが目的です。

家でのんびりするのも良いですが、忙しく運動した方がリラックスできるかもしれませんよ!

※自律神経の働きに関しては出来るだけ難しい言葉を使わぬよう、また簡単な比喩を使っています。学術的な事実とずれることもありますのでご了承ください。

睡眠の質にはメラトニンという脳内ホルモンが深く関わってきます。MORITOさんのサイトに詳しく紹介されています。参考にしてみてください。

>>メラトニンの効能と働き

【眠りの技術?】

ボクは寝入りが得意である。

大体どこでもいつでも眠れます。仕事の休憩時間でも食事をとった後は椅子に座って背筋を伸ばしたまま仮眠に入り20分後にはきっかりと起きだします。その間、意識は飛びますが頭の別の場所で時間を管理しているような感覚です。
よく『器用ですね』なんて言われますが、こと寝入りに関しては自信があります。のび太くんのように3秒とは言いませんが寝ようと思えば2分以内に自在に寝付けることが出来ます。

寝起きに関しては寝付き程ではありませんが、大人になってからは寝坊したという記憶はありません。寝る前には念のため目覚ましのタイマーをセットしますが7時間後であろうが3時間後であろうがタイマーが鳴る前に起きてしまいます。

ここまでくればある意味特技と言っても差し支えないかもしれませんね。

日々不眠に悩む人にとっては羨ましい話かもしれませんが、ボクも高校生の頃は不眠に悩んだことがありました。
思春期特有の些末な出来事がいちいち気になり、若きウェルテルのごとく恋にも悩みました。当然『好き、嫌い...』などと言いながら花びらをちぎるくらいの事はやっています。

気持ちの悪い話はこれくらいにするとして、睡眠に関してはある程度技術により改善することが出来そうです。
近頃はショッピングモールのテナントの中にも枕やマットなど睡眠をテーマにしたお店が多くありますので関心が高まっているのを感じますね。スマホアプリでも睡眠関係は沢山ありますので一度調べてみてください。

ABOUT ME
フラッシュパパ
フィトネス業界に20年以上関わっています。長年本気で取り組み培ってきたノウハウには自信があります。一般的なトレーニング論やフィットネスクラブについて初心者向けに発信します。フィットネスというジャンル的にはお手軽なものが好まれる傾向にありますが当サイトでは事の本質を深堀していくことをモットーとしています。長く取り組みたい人は参考にしてみてください。きっと役に立つはずです。健康運動指導士。