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痩せる方法

中高年のためのダイエット講座【年をとると何故太りやすくなるのか】

若い時はスリムでそれが当たり前だと思っていたけど、知らぬ間に20KG 太ってしまった。
それなりに身だしなみにも気を付けているけど元々の体が太いから何を着ても決まらない…。

人生40年をこえる頃には多くの人がこのように感じることが多いのではないでしょうか?

加えて男性であれば薄毛や臭い、女性であればシミやシワなど見栄えに関して悩みは増えていくものです。

しかし様々な悩みの中でもやはり『痩せたい』、『引締めたい』は断トツの需要があるのではないかと思います。
痩せることによって自信が持て人生が好転するキッカケになるかもしれません。

今回のブログでは主に『原因』を、次回では『行動』と2回に分けて徹底解明していきます。

中高年のためのダイエット講座【年をとると何故太りやすくなるのか?】

お腹の突き出た中高年

原因は以下の通りです。

  • 財力に余裕がある人は嗜好品が増える
  • 財力に余裕が無い人はファストフードが増える
  • 運動量が落ちる
  • 代謝量が落ちる
  • これらを長年続けるからどんどん太る

基本、味が良いものはカロリーが高いものです。

硬くパスパスの赤身肉より柔らかくジューシーな霜降り肉を普通は好みます。
でも霜降り肉は身体にあまりよろしくないと言われている『動物性の脂』の塊みたいなものです。脂は美味いのです。脂がないと不味いのです。普通は。

また現代はお金に余裕があろうがなかろうが美味しいものが食べられます。百円ちょっとあれば下手なラーメン屋よりずっと美味しいカップラーメンが食え、コスパ最高のハンバーガーだって食べられます。

便利な世の中です。

都心であれば交通網は細かく行き渡り、田舎においても移動に数日かけるようなことはありません。
機械が掃除・洗濯そして都心であれば交通網は細かく行き渡り、田舎においても移動に数日かけるようなことはありません。
機械が掃除・洗濯そして食事まで半分してくれます。そのうち全部してくれるでしょう。

人は動かなくても良くなりました。

便利な世の中です。

そして便利な世の中は全世界共通で『肥満』を拡大させました。
構造的にある程度欲求を満たす社会生活を送っていれば人はみな太るのです。

つまり現代社会において太らないためには、『太らないアクション』をとらなければならないのです。

これを自己管理という曖昧な表現で言う事が多いですが、そういう事です。

体質的に太らない人もいますが少数派です。生物的には太る方が普通なのです。

世の中どれくらいの人が太ってるの?データから考察!

日本の年齢別肥満度です。

肥満者の割合(20歳以上)
<出典:公益財団法人生命保険文化センター>

男女で傾向が違うようです。

男性
  • 50代、40代、60代の順で肥満度は高い
  • 10名中3名前後は肥満
  • 筋肉の減少とともに肥満度は上がる
女性
  • 加齢とともに肥満度は上がる
  • 10名中1~2名が肥満
  • 更年期後に一気に太る

男性は肥満が多く単純に生活パターンが影響し、女性の方が美を意識している人が多いせいか肥満は低く性ホルモンの影響を受けやすいという傾向ですね。

以下、僕が考える改善策です。

中高年男性が痩せるための改善策

  • 運動不足の人は意識して時間をとりましょう。『そのうち…』ではずっとやりません。でも無理しすぎないようにね。とにかく継続です。
  • 運動やってる人は食生活に問題ありの可能性が高いです。
  • ある程度自分で食事を作れるようにして栄養管理しましょう。

当たり前のことばかりになってしまいましたが、太っている人はおそらく出来ていません。原因があるから結果(肥満)があります。
ここを避けてお手軽な方法に逃げてしまっては時間、場合によってはお金を捨てるようなものです。現実に素直に向き合いましょう。

ちなみにこれらのものは全てお金で買えます。
時間は無いけどお金のある人は検討しても良いと思います。
決して悪い事ではありません。

中高年女性が痩せるための改善策

  • その日の体調により柔軟に運動内容は変える。
  • 食物繊維と大豆をかなり意識して摂る。
  • とにかくストレスをためない。

男性に比べて繊細です。
女性の方が痛みが多い分そうなるのではないかと思います。
運動はその時々により柔軟に変更した方が良いのである程度信用のある専門家に付いた方が安心です。

食事も同じくバランスよく摂らなければなりませんが、強いてオススメするとすれば食物繊維と大豆です。
詳しくは別の機会に話しますが、食物繊維は腸内フローラの改善、大豆は女性ホルモンの代わりを務めてくれます。
つまり綺麗になります。健康になります。メリットが多すぎるのです。

お腹ポッコリは何故おこる?

肥満のタイプ

運動指導の現場でよく聞くのが『このポッコリ突き出たお腹をへこませたい!効果的な方法を教えて』です。

説明します。

一般的に肥満には2つのタイプがあります。

  • リンゴ型・・・内臓脂肪が多く健康リスクが高い。男性に多い。
  • 洋ナシ形・・・皮下脂肪が多く健康リスクは低い。女性に多い。

あくまで傾向なのでリンゴ型の女性で深刻な健康リスクを抱えている人もたくさんいます。

いずれにせよお腹ポッコリは内臓脂肪が多い為に起こります
内臓の周りに脂肪が付いていると高血圧、高コレステロール、高血糖というお馴染みの負のスパイラルに陥る危険性が格段に上がります。

だから内臓脂肪を落すための運動と食事の改善を行ってください。

内臓脂肪を落す効果的な運動は何?

結論から申し上げると、お腹をへこませるために特別な方法は有りません
実は無くもないのですが王道である有酸素運動と全身の筋トレをバランスよく行うのが最も近道です。
余計な事は考えない方が良いです。

例えば腹筋を鍛えるために様々な角度から鍛え上げたりする人がいますが時間と労力がもったいないです。
お望みの効果を得ることはないでしょう。

食事も同じです。
お腹をへこませるために有効な食物はありません。
体脂肪を落すために有効とされるものはあります。

ここをはき違えないように気を付けてください。

まとめです

基本何歳であっても、どんな形の肥満であってもアプローチの仕方は変わりません。
まあまあシンプルです。

ただコツというか押さえておくべき注意点はいくつかありますので覚えておきましょう。

  • 年をとればとるほど各パーツも古くなります。運動習慣と食事管理でしっかりケアしましょう。
  • 男女で対策の仕方は多少異なります。自分のやり方を押し付けないようにしましょう。
  • お腹を引っ込めたい、お尻を小さくしたいなど部位ごとに対策を行う事は不毛です。王道で勝負しましょう。

以上です!
行動編も合わせて読んでくださいね!!

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